第42回 ワークショップ
「大腿部後面損傷へ対する予防エクササイズ②」
下肢に起こる整形外科疾患の1つに「ハムストリング肉離れ」があります。
11月のワークショップにおいて、大腿部後面に発生する、筋膜や筋線維の一部が損傷する肉離れという疾患に関しワークショップをさせて頂きました。
・解剖学的特性による抵抗力の脆弱部分の存在
・筋の不均衡な発達筋の同時収縮の失調
・ 筋の急激な過度伸展
・柔軟性の欠如
・悪い走フォーム
・外的要因
上記発生要因に関し解説を行いました。
ワークにおいては、SLRや尻上がりテスト、筋力テストなどを実施しました。
Lasègue徴候やKernig's徴候、プラガード徴候の違いなど、それぞれ区別しテストを実施できるよう説明をしました。
さて12月のワークショップでは、ハムストリング肉離れに関し特徴的な受傷時の動作パターンを解説になります。
受傷から競技復帰までの流れの解説。損傷リスクを軽減するための予防エクササイズ紹介も行います。
またL-AICパターンの選手の動画をお見せしながら。ハムズトリングスの受傷起点を考えて頂きたいと思っています。
疾走時の骨盤傾斜角度や地面反力、下腿の振り出し動作など。特徴的な受傷時の動作パターン紹介を行い、さらに数種目のスペシャルテストの紹介など盛りだくさんの内容です。
エクササイズの紹介に関しては、AF-FAのどちらの方がいいか。ヒンジ動作・トリプルエクステンションどちらのエクササイズがハムストリング肉離れの予防に対しては有効か一緒に考えていきたいとも考えています。
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